ザルツブルク移籍が決まった奥川雅也 [写真]=安藤隆人
U－22日本代表FW南野拓実の所属するザルツブルクは5日、京都サンガF.C.からMF奥川雅也を2019年までの契約で獲得したと、クラブ公式サイトで発表した。
また、発表によると、現在19歳の奥川は、同じくザルツブルクを本拠地とする2部リーグのリーフェリングにレンタル移籍となり、そこで経験を積む模様。なお、リーフェリングは、ザルツブルクのファームチームにあたる。
同選手は、クラブ公式サイトを通じて、「最初の交渉の後、僕はザルツブルクが成長する場としてベストな選択になると確信しました。僕の目標やヨーロッパでのビジョンもよく理解してくれていると、最初の段階から感じていました。なので、ここでしっかりと成長できると信じています」と、移籍を決断した理由を語った。
また、スポーツ・コーディネーターを務めるクリストフ・フロイント氏は「奥川は、日本の有名な逸材で、とても興味深い攻撃的なプレイヤーだ。これまで何度か彼を見てきた。彼と契約に至りとても光栄に思う。彼にはまずリーフェリングで成長をしてほしいと思っている」とコメントしている。
奥川は、京都の下部組織出身で、今季からトップチームに昇格。リーグ戦3試合、U－22選抜としてJ3で4試合に出場し、世代別日本代表としても活躍している。14日に行われる明治安田生命J2リーグ第18節の横浜FC戦が移籍前最終戦となる。