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コスタリカ代表が国際大会で“カエル”ユニを着用…その理由とは?

2015.06.01

コスタリカ代表が背番号なしユニを着用した理由とは? [写真]=Getty Images

 5月27日、フランスで毎年初夏の恒例となっているトゥーロン国際トーナメントが開幕した。

 U-23世代の国際大会として知られるこのトーナメントは、過去に日本代表も参加しており、FIFA公認ではないが非常に高い知名度を誇る。

 今大会の開幕戦ではU-23コスタリカ代表対U-21オランダ代表が行われたのだが、この試合でコスタリカ代表が着用していたユニフォームがちょっとした話題となった。

 コスタリカ代表は通常、赤を基調としたユニフォームのデザインを採用しているのだが、なぜかこの試合では背番号の代わりにカエルのマークが入った黒いユニフォームを着用したのだ。FIFA公認ではない大会とはいえ、国際大会では珍しい光景だが、審判もマッチオフィシャルも何も指摘しないまま前半が終了。観衆も疑問に思っている中、ハーフタイム中の大会公式ツイッターに投稿された文面でその謎が明かされた。

「不思議に思っている方々のために。コスタリカはホテルに本物のユニフォームを忘れてしまったので、前半の間は黒いユニフォーム(練習着)を着ていました」

 試合会場に到着してから、試合用のユニフォームを忘れてたことに気付いたコスタリカのスタッフはホテルに取りに戻ったがキックオフに間に合わず、前半は練習着を着てプレーすることになったようだ。後半からは本来のユニフォームを着用したのだが、このハプニングの影響か、前半、コスタリカは守備が崩壊し3失点。本来のユニフォームに着替えた後半には反撃を見せたものの、2-3というスコアで敗れている。

 ちなみに、練習着に入っていたカエルのデザインはコスタリカ代表のスポンサーである『kolbi』というプリペイド携帯の企業のロゴだそうだ。

(記事提供:Qoly)

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