ケレタロでプレーするロナウジーニョ [写真]=Getty Images
ロナウジーニョが母国ブラジルに戻ってくるかもしれない。ミナス・ジェライス州の名門クルゼイロがロナウジーニョに対して破格の待遇を提示したことが1日に報じられた。
ロナウジーニョの代理人で、実兄のホベルト・ジ・アシス氏に対して提示したクルゼイロのオファーは、月給100万レアル(日本円で約3985万円)。このうち60パーセントを『Supermercados BH』が負担して、30パーセントを清涼飲料メーカー『Guaramix』が負担。そして残り10パーセントをクルゼイロが負担するという。しかし60パーセントを負担すると報じられた『Supermercados BH』は「弊社は何も聞いていないし、そんな額を負担する予定もない」と真っ向から否定している。
ちなみにメキシコメディアが伝えているところによれば、ロナウジーニョがケレタロからもらっている給料は年間で310万レアル(日本円で約1億2000万円)。これを月給(日本円で約1200万円)に換算して比較すると、クルゼイロでの月給はケレタロの月給3カ月分になる。ロナウジーニョにとっては非常に旨味のある話だ。
仮に報道の通りクルゼイロへ移籍することが決まった場合、ロナウジーニョがCBF(ブラジルサッカー連盟)に選手登録することができるのは6月22日になる。つまりクルゼイロが準決勝まで勝ち進めば、ロナウジーニョが今年のリベルタドーレスに出場することも可能になる。
クルゼイロが提示しているロナウジーニョの契約期間は2015年12月まで。交渉は順調に進んでいるとのことで、もしも移籍が成立した場合はコパ・リベルタドーレスとブラジレイロン(ブラジル全国選手権)、そしてコパ・ド・ブラジルなどの大会でロナウジーニョの雄姿を拝めることになる。
(記事/Cartao Amarelo)