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デビュー戦で初ゴールのMF田中亜土夢、指揮官は「素晴らしい選手」

2015.02.15

田中亜土夢について語ったレフコスオ監督 [写真]=Getty Images

 フィンランド・リーグカップが13日に行われ、MF田中亜土夢が所属するHJKヘルシンキはロヴァニエメン・パロセウラと対戦し、2-0で勝利した。試合後、同クラブを率いるミカ・レフコスオ監督がインタビューに応え、同日付のフィンランド誌『イルタレフティ』がコメントを掲載している。

 10日に入団が発表されたばかりの田中だが、この試合の後半アディショナルタイムに移籍後初ゴールを記録した。レフコスオ監督は「最初に参加した2度の練習で感じたものを表現してくれた。彼はテクニックがあり、成熟していて、狭いスペースでどう技術を生かせばいいかわかっている」と、田中のプレーの印象を語った。

 一方で、同選手が加わってまだ3日しか経っていないため「我々は彼の良いところがわかったが、まだ十分に知ったわけではない。まだ2回練習しただけで、ごく自然なことだ」と、もう少し時間が必要だと主張している。

 それでも「いくつかのサインが、彼は素晴らしい選手だと証明している。それにもうチームに溶け込んでいるように見える」と改めて田中の技術力を評価し、すでにチームに溶け込みつつあることを明かした。

 試合での様子については「最初から最後までチームの前線に立ってくれた」と、田中の献身的な姿勢に称賛の言葉を述べている。

 国内リーグであるヴェイッカウスリーガの2015シーズンは、4月12日に開幕を迎える。

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