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リケルメが36歳での現役引退を発表「私にとって特別な日」

2015.01.26

ボカ、バルサ、ビジャレアルなど、数々の名門でプレーをしていたリケルメ [写真]=Getty Images

 元アルゼンチン代表MFファン・ロマン・リケルメが25日、 大手メディア『ESPN』のアルゼンチン版で現役引退を表明した。

 リケルメはインタビューで「今日は私にとって特別な日です。もう現役としてプレーを続けない決断をしました」と現役引退の発表をした。

「クラブのためにすべてを尽くそうと努力してきました。そして、すべてのプレーを振り返ると、とても幸せを感じます」と現役時代を振り返ったリケルメは、今後について「新しいことをするために勉強します」と続け、「引退試合をやろうと思います」とも宣言している。

 現役時代に関する様々な思い出を語る中で、ともにプレーをした選手を挙げて「クレメンテ(・ロドリゲス)、デルガド、パレルモ、メッシ、カルリートス(カルロス・テベスの愛称)にクライファートと、私のキャリアを通じて、大勢の素晴らしい選手たちが手助けをしてくれて本当に幸せでした」と感謝の気持を伝えた。また、ディエゴ・マラドーナ氏について「マラドーナは一番素晴らしい伝説で、彼とプレー出来たことは非常にラッキーな事だったと思っています」と尊敬の意を表している。

 1996年にボカ・ジュニアーズでデビューしたリケルメは、2002年にバルセロナへ移籍するも当時同クラブを率いていたルイ・ファン・ハール監督の冷遇を受けて、2003年にはレンタル移籍でビジャレアルに加入し、2005年には完全移籍をしていた。ビジャレアルでは、クラブ史上最高位であるリーガ・エルパニョーラ3位、UEFAカップ(現・ヨーロッパリーグ)のベスト4、更にはチャンピオンズリーグでのベスト4という成績を残している。

 2007年には古巣であるボカにレンタル移籍をし、コパ・リベルタドーレス決勝では2試合で3得点を挙げ、優勝に大きく貢献。その後ビジャレアルへ復帰するも、半年後の2008年1月には再びボカへ移籍した。

 2012年には1度引退を宣言し、ボカを退団していたものの、2013年に再度ボカで現役復帰。そして2014年7月からユース時代を過ごしたクラブであるアルヘンティノスでプレーをしていた。

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