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没収試合のユーロ予選セルビア対アルバニア、両者への処分が決定

2014.10.24

大混乱の末、両者に処分が下されたセルビア対アルバニア [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 24日、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)は14日に行われたユーロ2016予選グループI第3節のセルビア代表対アルバニア代表が乱闘により没収試合となった件について、処分の決定を発表した。試合は記録上、3-0でセルビアの勝利とし、その上でセルビアから勝ち点3をはく奪する。『UEFA.com』が伝えている。

 UEFA規律委員会(CEDB)は23日に会合を行い、いくつかの要因を踏まえて議論した結果、同試合を没収試合として扱うことを決定。アルバニアサッカー連盟(FSHF)が0-3で試合に敗れたとし、さらにFSHFに対して10万ユーロ(約1370万円)の罰金を科すことを発表した。

 一方のセルビアサッカー協会(FSS)に対しても、ユーロ2016予選の成績から勝ち点3をはく奪し、さらにUEFA主催でのホームゲーム2試合の無観客試合での開催と、同じく10万ユーロの罰金が科せられている。その為、実質両者に勝ち点0で、罰金10万ユーロが科せられることになった。

 同試合では、0-0で迎えた前半終了間際に「大アルバニア主義」を示す旗を吊るしたラジコンヘリがピッチに乱入。これを巡って両チームの選手が乱闘を起こし、ピッチに観客が乱入したため没収試合になっていた。

 なお両協会は、同判決に対し控訴を申請できる。

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