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ディナモ・キエフ主将が顔面にひざ蹴り受け失神…救ったのは対戦相手

2014.03.31

ウクライナ代表でプレーするグセフ [写真]=Getty Images

 30日に開催されたウクライナ・プレミアリーグ第23節でドニプロ・ドニプロペトロウシクとディナモ・キエフが対戦したが、同試合でハプニングが発生した。イギリス紙『デイリーメール』が伝えた。

 同試合の22分、ディナモ・キエフがセットプレーを獲得。浅い位置で得たFKからボールがゴール前、DFライン裏へ送られると走りこんだディナモ・キエフ主将のウクライナ代表MFオレグ・グセフとドニプロGKデニス・ボイコが接触。ジャンプしてボールをキャッチしたボイコの右ひざがグセフの顔面に直撃してしまった。

 グセフは意識を失い、その場に倒れこむ。そこにすぐさま駆け寄ったのはドニプロのグルジア代表MFヤバ・カンカバ。意識を失ったグセフの舌は落ち込み、気道をふさごうとしていたため、カンカバは閉じようとする口へ強引に指を入れ、気道を確保。グセフも反応を示した。すぐさま駆け寄ったメディカルスタッフに治療を引き継ぎ、グセフは意識を取り戻し、担架で運ばれ退場している。

 ディナモ・キエフはグセフの状態を公式HPにて報告。重度の脳震とう、顎関節打撲、歯を3本損傷したことなどを伝えている。

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