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アフリカ勢が36年ぶりにGSで全滅…ドログバ氏が危惧「大きな後退だ」

2018.06.29

セネガル代表は第3戦で無念のグループステージ敗退決定 [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ(GS)の全日程が28日に終了し、アフリカ勢は36年ぶりに全チームがグループステージで姿を消すこととなった。イギリスメディア『BBC』が元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバのコメントとともに伝えている。

 今大会は、アフリカからエジプト代表(A組)、モロッコ代表(B組)、ナイジェリア代表(D組)、チュニジア代表(G組)、セネガル代表(H組)の計5チームが出場した。しかし、エジプトとモロッコがグループ最下位、ナイジェリアとチュニジア、そしてセネガルがグループ3位に終わり、全チームの敗退が決定。アフリカ勢から1チームも決勝トーナメントに進出できないのは、36年ぶりとなった。

 この事態を受け、ドログバは「大きな後退」とコメント。今後を危惧している。

「いつかはアフリカも成功するだろうが、我々はこのような大きな大会にどうやって臨むべきか、もう一度考える必要がある」

「大きな後退だ。アフリカの全チーム、そしてアフリカサッカー連盟が戦略を再考し、どのようにして前に進んでいきたいのかを考える機会だと思う。次のW杯で我々はどうしたいんだ? ポテンシャルもある。発展のためのお金もある。けれども、それ以上のものが必要なんだ」

 今後、アフリカはどのような方針を打ち出していくのか。大きな岐路に立たされている。

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