初のW杯を終えたアイスランドのハルグリムソン監督 [写真]=Getty Images
アイスランド代表を率いるヘイミル・ハルグリムソン監督が、留任を示唆しているという。イギリスメディア『スカイスポーツ』が26日付で伝えた。
アイスランドは、初出場となった2018 FIFAワールドカップ ロシアにおいて、グループステージで1分け2敗の勝ち点「1」に終わり、敗退が決まった。主要国際大会初出場でベスト8に輝いたユーロ2016での躍進の再現とはならなかったが、初戦でアルゼンチン代表と引き分けるなど、初めてのW杯で確かな爪痕も残している。
初のW杯を終えたハルグリムソン監督は、自身の去就について「話したくはない。私は選手だけでなく、スタッフや協会のあらゆる人たちを誇りに思っている。私は世界で最高の職に就いており、周りには本当に素晴らしい人たちがいる」とコメントするにとどめた。ただ、同代表が発展途上であることを強調し、自身も指揮を継続することを示唆している。
「このチームは確かな道のりの上にあり、これは1つのステップに過ぎない。我々は今、ヨーロッパにおけるチャンピオンズリーグのような、ナショナルリーグのトップに位置しており、選手たちはこれを得た。我々は(次の)ヨーロッパ予選を戦う上で第2シードに入るだろう。このチームを離れるのは非常に難しいし、とりわけ私と共に働く人たちもそうだ」
着実に力をつけ、W杯の大舞台にまでたどり着いたアイスランド。“継続路線”で、さらなる飛躍を目指すことになりそうだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト