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日本戦に向けたメンバーが発表…豪州代表が教える「知っておくべき5つのこと」

2017.08.23

オーストラリアが今回のメンバーを紹介。ケーヒル以外にも注意が必要 [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の日本代表戦、タイ代表戦を戦うオーストラリア代表のメンバーが23日に発表された。

 オーストラリアサッカー協会はこれを受けて「知っておくべき5つのこと」と題して今回のメンバーについて紹介している。

 まず1つ目としてあげたのはキャプテンを務めるMFミル・ジェディナックの不在。ジェディナックはここ数ヶ月ケガに苦しんでおり、今夏に行われたコンフェデレーションズカップにも不参加だった。所属するアストンヴィラの練習には復帰したものの試合出場はなく、招集が見送られたようだ。

 2つ目にあげたのは国内組の選手。オーストラリアリーグからの招集は3名で、FWティム・ケーヒル(メルボルン・シティ)、MFマーク・ミリガン(メルボルン・ビクトリー)、MFジェームス・トロイージ(メルボルン・ビクトリー)のみ。中でも37歳のケーヒルは昨シーズン、リーグ戦22試合の出場で11ゴールをマークしている。

 3つ目は国外でプレーする選手。16人の選手がヨーロッパでプレーしており、4人はアジア各国でプレー。注目はプレミアリーグ初昇格を果たしたハダースフィールドのMFアーロン・モーイ。10番を付けるモーイは開幕戦でフル出場すると、第2節では決勝点をあげる活躍で昇格クラブの2連勝をけん引している。また日本代表FW原口元気が所属するヘルタのFWマシュー・レッキーも開幕戦で2ゴールをあげ、チームを勝利に導いた。

 4つ目はキャップ数。今回のメンバーで最多キャップを持つのはケーヒル。先日には代表100キャップを記録したケーヒルは37歳となった今もチームの大黒柱だ。FWアワー・メイビルとGKダニエル・ヴコヴィッチがまだ代表デビューを飾っていない。

 5つ目は期待のヤングスター。今回が初招集のメイビルは21歳のウインガーで、17歳の時にオーストラリアのアデレード・ユナイテッドでプロデビューを飾った。ライジングスター賞にも選ばれたメイビルは2015年夏にデンマークのミッテランに移籍。国内リーグだけでなくヨーロッパリーグでのプレーも経験した。今夏の移籍市場ではポルトガルのパソス・デ・フェレイラにレンタル移籍。すでに3試合に出場している。「予測不可能なストライカー」であり大きなポテンシャルを持つと紹介されている。

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