ポグバ(中央)を祝福するフランスの選手たち [写真]=AMA/Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第3節が10日に行われ、グループAではオランダ代表とフランス代表が対戦した。
オランダは7日の第2節でベラルーシに4-1と快勝。予選初勝利を挙げ、中2日で2試合連続のホームゲームに臨む。先発メンバーには、ケヴィン・ストロートマンやフィンチェント・ヤンセンらが名を連ねた。
一方、第2節でブルガリアを4-1で破ったフランス。連勝を懸けて臨むアウェーゲームでは、ラファエル・ヴァランやポール・ポグバ、ディミトリ・パイェ、アントワーヌ・グリーズマンらが先発メンバーに名を連ねている。
フランスは開始3分、パイェの左CKからヴァランがニアサイドでヘディングシュート。後方へ逸らしてゴールを狙ったが、枠の上へ外れた。13分にはケヴィン・ガメイロがパスを受けて反転。ペナルティーエリアに差し掛かり、フリーの状態で強烈な右足シュートを放ったものの、相手GKにセーブされて得点とはならなかった。
アウェーゲームながら攻勢をかけるフランス。待望の先制ゴールは30分に生まれた。中盤でのパスカットからポグバにボールが渡ると、敵陣中央から思い切りよくロングシュート。右足から放たれた強烈なボールは相手GKの手を弾いてゴールへ吸い込まれた。フランスが均衡を破り、前半は1-0で終了した。
1点リードで迎えた後半も、フランスは攻勢をかける。55分、浮き球の縦パスに反応したガメイロがペナルティーエリア内でのトラップからシュートを放ったが、コースを消しに飛び出してきた相手GKに阻まれた。
ビハインドのオランダは反撃を試みるものの、シュートがなかなか枠に飛ばず、フランスを脅かすことができない。逆にフランスは66分、右CKからポグバが打点の高いヘディングシュートを放ったが、相手GKの好守に阻まれて追加点とはならなかった。
結局、試合は1-0で終了。フランスが1点を守り切って2連勝を果たし、2勝1分けの勝ち点7としてグループ首位に浮上した。次節は11月13日、スウェーデンとホームで対戦する。
一方、1勝1分け1敗となったオランダは次節、ルクセンブルクとのアウェーゲームに臨む。
【スコア】
オランダ代表 0-1 フランス代表
【得点者】
0-1 30分 ポール・ポグバ(フランス代表)