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周囲からの揶揄に皮肉で返すピケ「自分は黙っている時ほどプレーが評価されるようだ」

2016.10.06

W杯予選のイタリア戦に向けた前日会見でピケはチームや自身の現況について言及した [写真]=Getty Images

 現在、ワールドカップ・ヨーロッパ予選に臨むスペイン代表に合流しているバルセロナのDFジェラール・ピケが、現地6日にアウェイ行われるイタリア代表とのグループG第2節に向けた前日会見でチームや自身の現況についてコメントした。

 この夏行われたユーロ2016では3連覇に挑みながらベスト16に終わり、ビセンテ・デル・ボスケ監督からフレン・ロペテギ監督へと指揮官が交代したスペイン代表。ピケは、2010年のW杯と2012年のユーロを相次ぎ制した前監督時代の栄光に言及しながらも、今回のW杯予選・第1節ではホームでリヒテンシュタイン代表に8-0で圧勝した新体制でのプレーに集中したいとの姿勢を見せた。

「両者は異なる指揮官であり、当然ながらチームの率い方にも違いは出てくる。しかし、僕は2人を比較するつもりはない。デル・ボスケ監督の時代は繰り返すことのできないものであり、決して忘れ去られることはないだろう。だが、僕達は今、ロペテギ監督の下で新しい時代へと踏み出している」

スペイン代表は先のユーロでは決勝トーナメント初戦でイタリア代表に0-2で完敗していることもあり、ピケは攻守両面で充実するライバルを倒すことの重要性を説いた。

「イタリアのことは、クラブや代表の歴史を通じで誰もが知っている。彼らには独自のスタイルがあり、常に守備的なチームに分類される。しかし、今のイタリアのサッカーは攻撃的な側面も優れており、実際にユヴェントスやナポリは多くのゴールを挙げている。そんな彼らを倒すことができれば、目標達成に向けた極めて大きな一歩となるだろう。

 ピケは一方、自身がSNS等で刺激的な発言をするたびに周囲から揶揄されることについて、ウィットに富んだ皮肉で応対した。

「僕は良い時期を過ごしているし、ここ2~3年はずっと高いレベルでプレーを続けている。しかし、黙っている時ほどプレーが評価されるようだ」

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