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レアル、J・ロドリゲス獲得へ向け人員整理か…ディ・マリア放出も

2014.07.10

W杯で活躍を見せたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス[写真]=Getty Images

 2013-14シーズン、欧州王者に輝いたレアル・マドリードが、ブラジル・ワールドカップで目覚ましい活躍を見せた、モナコ所属のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの獲得へ向けて、攻撃陣の人員整理を考えている模様だ。スペイン紙『マルカ』が、10日に伝えている。

 同紙によると、J・ロドリゲス獲得のために、モナコと交渉を開始する準備をしているレアル・マドリードは、資金調達と獲得後の同選手のポジション確保に手を付け始めたと伝えられている。

 すでに、ユヴェントスへの移籍間近と伝えられているU-21スペイン代表FWアルバロ・モラタはその第一歩のようだ。次の鍵となってくるのが、ワールドカップで24年振りの決勝進出を決めたアルゼンチン代表のMFアンヘル・ディ・マリアの存在と見られている。

 ディ・マリアに対しては、パリSGやマンチェスター・Uなど複数のビッグクラブから興味が伝えられており、多額の移籍金を受け取る見込みが立つ。そのため、ディ・マリア放出はJ・ロドリゲス獲得のための、資金とポジションの確保に向けて、最適な手段だと考えている模様だ。

 一方、現在J・ロドリゲスが所属しているモナコは、同選手放出の交渉準備はできているものの、ワールドカップで市場価値を高めた同選手を簡単には手放さないと考えられ、7500万ユーロ(約103億円)程度の移籍金を要求すると見られている。獲得を狙うレアル・マドリードは、6000万ユーロ(約83億円)以上は支払うつもりがない模様で、現時点では、両者の間に金銭面で大きな壁がある。

 ワールドカップでの活躍により、世界中からの注目を集めることとなったJ・ロドリゲスは2013-14シーズン、国内リーグで34試合に出場し、9得点12アシストを記録。移籍初年度にして、アシスト王を獲得している。

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