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ブラジルとの大一番控え、レーヴ「勝負を分けるのは“わずかな差”」

2014.07.08

7日の前日会見では笑顔も見せたレーヴ監督 [写真]=Getty Images

 8日、ブラジル・ワールドカップ準決勝でドイツ代表は開催国ブラジル代表と対戦する。

 この対決に先立ち、ヨアヒム・レーヴ監督がドイツサッカー連盟内のインタビューに答えている。7日、同連盟公式ホームページが伝えた。

 現在FIFAランキング1位のスペイン代表がグループリーグで姿を消したため、次回の同ランキングではドイツ代表がその座を奪うことが確実しされているが、その意義についてレーヴ監督は「現在の私にとって、それは特別重要なことではない。今の私にはランキングで1位になることよりも、この大会で1位になることのほうがはるかに興味深いことだからね」と答え、目の前のワールドカップに集中していることを強調。

 また、「決勝に勝ち進む可能性はどれくらいか?」という質問に対しては、「我々は全員、ブラジルがどれだけ強敵かよく分かっている。国民の期待を一身に背負い、自らを奮い立たせる彼らの姿は、昨年のコンフェデレーションズカップでもすでに証明されている。プレッシャーが彼らの活力を失わせることはないんだ。そして開催国の代表チームが、大会に長い間残り続けることも大事だ。しかし我々にも自信があり、この大会を通じてフィジカル的にもメンタル的にもより強固なチームになってきた。決勝に進む可能性は、お互いに同じくらいだと見ている。したがって勝負を分けるのは、“わずかな差”だ」

 インタビューの最後にレーヴ監督は、準決勝に向けた抱負を力強くこう語った。

「(ブラジルでブラジル代表と戦うことは)ハイライトの1つであり、スペシャルなことだ。試合への喜びはとてつもなく大きくなっている。しかし私だけではない。ドイツ代表の全員、そして全てのドイツ国民も同じ気持ちだと思う。はっきりしていることはただ1つ、『我々は7月13日にリオのマラカナン・スタジアムに立ちたい』ということだ」

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