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元同僚のキャラガー氏、“噛み付きスアレス”に呆れる「今後も変わらない」

2014.06.27

3度の“噛み付き行為”に及んだスアレス [写真]=FIFA via Getty Images

 24日に行われたブラジル・ワールドカップのグループD最終節、イタリア代表とウルグアイ代表の一戦で、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスに、“噛み付き行為”を行った嫌疑がかけられている。

 リヴァプール時代にスアレスとチームメートだった元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏は、ウルグアイ代表FWの素行が変わることはないと思っているようだ。

 スアレスは、アヤックス時代に元オランダ代表MFオットマン・バッカルに噛み付き、7試合の出場停止処分を受けた。さらに、リヴァプールに移籍した後の2012-13シーズンには、チェルシーのセルビア代表DFブラニスラフ・イバノヴィッチにまたもや噛み付き、10試合の出場停止処分が科されている。なお、24日の試合におけるイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニへの行為により、噛み付きは3度目となる。

 キャラガーは、これまでのスアレスの前科を踏まえて次のように語った。イギリス『デイリーメール』がキャラガーのコメントを伝えた。

「現在の彼は、最も優れたストライカーの1人よりも、ただ単に“噛み付く選手”であると認知されているだろう。完全に理解できない事件だ。彼はクラブのために尽力してきた。だからこそ、ルイスと過ごした2年間を振り返ると、なぜあんな行動を取ったのか分からない」

「ブラニスラフ・イバノヴィッチを噛んだ時、彼は周囲からどのような扱いを受けたのかを知っている。その時の彼は打ちのめされていたよ」

「ルイスは、私が擁護してくれることを期待しているかもしれない。しかし、私はイバノヴィッチとの一件から意見を変えていない。ルイスの行動は恥ずべきものだった。リヴァプールで見せてきたものを全て否定するものだ」

「正直、彼は今後も変わることはないと思う。彼は自分を破滅させる行動を起こしてしまう。オットマン・バッカル、イバノヴィッチ、そして3度目だ。その全てで本能的に行動している」

 またキャラガーは、移籍が噂されるスアレスにオファーが届けば、リヴァプールは放出を容認するだろうと語った。

「噂されるバルセロナやレアル・マドリードからオファーが届けば、リヴァプールは安心するかもしれない。もうたくさんだと思っているかもね。適正なオファーが届けば、ルイスは別のクラブでプレーするだろう」

「彼は素晴らしい選手だ。しかし、それはリヴァプールサポーターがしっかりとサポートしてきたからに他ならない。今回の一件により、それが崩れる可能性がある。そうなれば、クラブは彼の放出を望むだろう」

(記事/超ワールドサッカー)

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