サネッティ(左)と長友(右) [写真]=Getty Images
セリエA第37節が10日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、ホーム最終戦でラツィオと対戦し、4-1と快勝した。
フル出場した長友は、3点目をアシストして勝利に貢献。試合後に、今シーズン限りでの現役引退を表明しているアルゼンチン代表DFハビエル・サネッティとのエピソードを明かした。
長友はインテルに加入した2011年からの3年半における一番の思い出について、「やっぱり、御辞儀(パフォーマンス)」と挙げるとともに、加入当初の秘話を語った。
「一番印象に残っているのは、僕が一番初めにインテルに来て、一番初めに練習場のロッカールームに入っていった時に、本当にすごい選手がいる中でサネッティが御辞儀をしてくれた。それが僕にとって早くうちとけた要因でもあったので。すごいそれが印象に残っている」
長友自身、今シーズンはキャプテンマークをつけてプレーする試合もあったが、「つけた時に正直、こんなに重いものなのかと」とコメント。「インテルを背負うこと、100年以上の伝統があるこのチームで、キャプテンマークを背負うことはこんなに重いんだなと。言葉が見つからない。でも本当に重かった。いろんなものが詰まっていました」と明かした。
長友は今シーズンのセリエAで、34試合に出場し、5ゴールを挙げている。