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長友の願い叶わず「『圭佑、出てくれ』と思ってプレーしていた」

2014.05.05

敗戦に肩を落とす長友ら [写真]=Getty Images

 セリエA第36節が4日に行われ、日本代表MF本田圭佑の所属する9位のミランと、日本代表DF長友佑都の所属する5位のインテルが対戦。ミランがオランダ代表MFナイジェル・デ・ヨングのゴールで、1-0で勝利した。

 フル出場した長友は、以下のように試合を振り返った。

「なかなか難しいゲームで、ちょっと前半から硬直していたんですけど。なかなか試合が動かない状態が続いていましたけど、結局最後のセットプレーのところで、一番僕達が練習していて警戒していた部分で、マークのミスで(点を)取られてしまったのは残念です」

―前半はインテルの方が上手くサイドチェンジして、ボールを動かしながら崩そうという意志を感じたが?
「正直、もっとボールが欲しかったなというシーンが多くて。ボールをもらった時に2対1の状況が作られていることが多かったので、前半の最初にはチャンスができた時には早めにボールを受けられて仕掛けられた時にチャンスを作れていたので、そういうシーンをもっと増やしかったと思います」

インテルの一番のビッグチャンスは、自身のドリブル突破だったと思うが?
「相手が足を出してくるタイミングは最後まで見えていたので、あそこでいいかわしはできたが、最終的にゴールは取れていないので。ギリギリのところで判断を変えられるプレーをしていかないといけないと思います」

―本田対長友という構図もあったと思うが、どういう意識をしながらプレーをしていたのか?
「『圭佑、出てくれ』と思いながら、正直プレーしていました。(相手の)3人目の交代が出た時は正直ガッカリしたというか、あそこで圭佑が出ていたらもっと怖い存在になっていたと思うので。結局、負けたので言えないですけど、圭佑が入っていたらもっと難しくなっていたと思います」

―試合後、本田がずっとグラウンドを走っていたのは?
「いや、見ていないですね」

―フィジカルをコントロールするために走っていたと思うが、そういう熱い思いが今後ワールドカップに繋がっていくと思う。代表メンバー発表が近付いてきたが、どう考えているか?
「メンバー発表も近くて、ワールドカップも本当に近付いているので、どれだけいいコンディションで臨めるか、どれだけ自信を持って臨めるかだと思う。圭佑は試合には出なかったが、彼自身のコンディションは問題ないと思っているし、ちょっとまたゆっくり、日本に帰る前に話したいなとは思います」

―ヨーロッパリーグ出場権への意気込みは?
「最低でもヨーロッパリーグには入っていかないと、来シーズンに向けても選手のモチベーションやインテルのクラブ的にも全く違ったものになってくると思う。何が何でも入りたいなと思います」

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