ホームで完封負けを喫したシャルケ [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第32節が27日に行われ、日本代表DF内田篤人所属のシャルケとボルシアMGが対戦。負傷離脱中の内田は欠場した。
リーグ戦31試合を終えて勝ち点58、3位につけているシャルケ。ホームでの一戦ではケヴィン・プリンス・ボアテングやユリアン・ドラクスラー、アダム・サライらが先発メンバーに名を連ねた。
試合が動いたのは35分、先制したのはアウェーのボルシアMGだった。左CKのこぼれ球を拾ってショートパスをつなぎ、左サイドへ展開すると、中央へ折り返しのボールが入る。マイナス気味のパスに、ファーサイドで反応したのはパトリック・ヘアマンだった。思い切りよく左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左隅に突き刺さった。前半はボルシアMGが1点リードで終えた。
1点を追うシャルケは後半、チネドゥ・オバシやクラース・ヤン・フンテラールらを投入して攻撃陣を入れ替え、同点弾を目指したものの、最後までボルシアMGゴールを破ることはできなかった。
試合は0-1で終了。シャルケはホームでボルシアMGに完封負けを喫し、勝ち点を伸ばせなかった。シャルケは2連敗で、勝ち点は58のまま。残り2試合で、2位ドルトムントとの差が7となり、2位入りの可能性は消滅した。なお、4位レヴァークーゼンとの差は3に縮まっている。
【得点者】
35分 ヘアマン(ボルシアMG)