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バス襲撃で延期の南米王者決定戦、レアルの本拠地マドリードでの開催が決定

2018.11.30

マドリードでの開催が決定 [写真]=Getty Images

 延期の続くコパ・リベルタドーレス決勝がスペインの首都マドリードで開催されることが決定した。

 11月29日、南米サッカー連盟(CONMEBOL)は、2度の延期がされていた南米王者を決めるコパ・リベルタドーレス決勝第2戦を国外で開催することを決定。12月9日現地時間20時30分からレアル・マドリードの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウで試合を実施することを発表した。

 CONMEBOLのアレハンドロ・ドミンゲス会長は開催場所の変更について次のように説明している。

「サッカーはすべてのファンが参加できるスポーツパーティーでなければなりません。私たちが望むサッカーは、平和である必要があります。そしてスポーツの情熱と対戦相手の尊重を共存させることが重要です」

「マドリードは、このような例外的な状況の中でも、このイベントを迅速かつ正確に組織するための保証を私たちに提供してくれる都市です。世界で最も安全な都市の1つであるだけでなく、サンティアゴ・ベルナベウは最高レベルの安全性と快適性を提供するエリートスタジアムです。さらに、アドルフォ・スアレス・マドリード・バラハス空港は南米への接続数が最も多い。これにより、CONMEBOL LIBERTADORES 2018決勝戦が行われるべき場所の条件を満たしました」

 当初は24日に予定されていたリーベル・プレートボカ・ジュニオルスのコパ・リベルタドーレス決勝第2戦。しかし、ボカの選手が乗ったバスが暴徒化したリーベルサポーターに襲撃され、選手がが負傷する事態に発展。これを受け、同試合は25日に延期することが決まったが、25日もサポーターの暴徒化により再度延期されていた。

 なお、ボカのホームで行われた第1戦の“スーペルクラシコ”は2-2の引き分けに終わっている。

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