解任が発表されたV・マンシーニ監督 [写真]=Getty Images
シャペコエンセは4日、チームを率いていたヴァグネル・マンシーニ監督を解任したことを発表した。大手メディア『ESPN』が伝えている。
V・マンシーニ監督は昨年12月に監督に就任。昨年11月28日に発生したコロンビアでの飛行機墜落事故により、合計71名の選手、関係者が犠牲となり、カイオ・ジュニオール前監督も亡くなったため、指揮官の座に就いた。選手時代はグアラニやボタフォゴ、グレミオなどを渡り歩き、1996年には日本の本田技研でプレーした経験も持つ。2004年の現役引退後は指導者に転身し、サントスやヴァスコ・ダ・ガマ、クルゼイロなどで指揮を執っていた。
シャペコエンセは事故後、大幅に選手、スタッフの入れ替えを強いられたが、見事に立て直しに成功。5月のカンピオナート・カタリネンセ(サンタカタリーナ州選手権)決勝では、昨年に続き2連覇を達成していた。
しかし今シーズンのブラジルリーグでは、11試合を終えて4勝2分5敗の勝ち点「14」で15位。直近の公式戦では5試合未勝利だったため、クラブ側が決断を下したようだ。発表によれば、アシスタントコーチを務めるエメルソン・クリス氏が暫定監督を務めるという。
同クラブは8月7日、バルセロナが毎年新シーズン開幕前に開催する第52回ジョアン・ガンペール杯でバルセロナとの対戦が決定。8月15日には日本で開催されるスルガ銀行チャンピオンシップ 2017 SAITAMAで、浦和レッズとの対戦が控えている。
By サッカーキング編集部
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