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メッシ結婚式の招待状を“なくした”マラドーナ氏…とある人物との会合を避けるため?

2017.07.05

メッシの結婚式に招待されなかったマラドーナ氏 [写真]=Walter Bieri - Walter Bieri / EFE

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとアントネーラ・ロクソさんの結婚式に招待されていなかったことが話題になった元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏。しかし、メッシと一緒に仕事をしたのに結婚式に呼ばれなかった元監督は、このマラドーナ氏だけではない。

 その主な理由としては、監督やコーチに仕事以外での関係を強制してしまうことや、仲の悪い監督が同じ会場で顔を合わせることで、ネガティブな雰囲気が生まれるのを避けるためだろう。

 今回招待されなかったペルーサ(縮れ毛=マラドーナ氏の愛称)は、表面ではメッシを祝福しつつも、結婚式に参加できなかったことについて皮肉めいた発言をしている。

「私からは『多くの健康な子供を授かってほしい』と祝福の言葉を伝えたい。私が彼のことを愛しているのは、彼も知っている。結婚式の招待状はどこかに“なくしてしまった”が、そのことで彼に対する私の思いが変わることはない」とコメント。式が行われた6月30日にFIFA コンフェデレーションズカップ ロシア 2017観戦で現地にいたマラドーナ氏は、メッシに招待されなかったことを独特の言い回しで述べたあと 「彼は良い選手であり、人間としても素晴らしい」 と付け加えた。

 メッシについては賞賛するマラドーナ氏だが、アルゼンチン代表の新監督ホルヘ・サンパオリ氏に対しては辛らつ。代表チームに話が及ぶと、「サンパオリは裏切り者であり、私は裏切り者について話をしたりはしない」と切り捨てた。

 サンパオリ監督が2016-17シーズンにセビージャを率いていた時、マラドーナ氏を招いた慈善試合を行なうと約束したことがある。しかし、それが果たされなかったことから、マラドーナは同監督を「いんちきだ」と口撃するなど、この二人には何かと因縁がある。

 もし、マラドーナ氏とサンパオリ監督が結婚式で顔を合わせていたら…。メッシの決断は賢明だったのかもしれない。

(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版

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