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若手指揮官たちがブラジルで台頭 現地紙が特集、“新世代”の評価は?

2017.01.06

ブラジルのクラブで指揮を執る(左から)ロジェリオ・セニ氏、ゼ・リカルド氏、エドゥアルド氏 [写真]=Getty Images

 現在、ブラジルでは若手指揮官たちの台頭が目立っている。ブラジル紙『ランセ』は5日付けの記事で、新世代の指揮官たちを特集。専門家たちのコメントを取り上げながら、彼らの将来性を考察している。

 ブラジル国内で最も注目を集めている若手指揮官は、今年から古巣サンパウロの監督に就任した元ブラジル代表GKのロジェリオ・セニ氏である。現在43歳の同氏は、今年から監督としてのキャリアをスタート。昨年はレスターやセビージャで研修を積んでいたこともあり、専門家たちからの期待や評価も高まっている。ただし、「彼が良い仕事をするにはサポーターたちが我慢することも大切だ」という意見もある。

 また、今年からパルメイラスの監督に就任したエドゥアルド・バプチスタ氏(43歳)、同じく今年からコリンチャンスの監督に就任したファビオ・カリーレ氏(43歳)、フラメンゴを指揮するゼ・リカルド氏(45歳)など、若手指揮官がブラジルのビッグクラブを率いるケースも増えてきた。その中でも、昨年のブラジル全国選手権を制覇したパルメイラスの新監督に就任したエドゥアルド氏は「勉強熱心な監督だ。パルメイラスは良い選択をした」と高い評価を受けている。

 なお、若手指揮官たちが活躍している現状に関して、専門家の間では「新世代の台頭は非常に素晴らしいこと」といった肯定的な意見が目立つ。その一方で、「唯一の問題は、サポーターたちがあまり辛抱できないこと」とサポーターの忍耐不足も問題視。ブラジル国内で若手指揮官たちがさらに飛躍していくためには、サポーターとの付き合い方も重要になってくるようだ。

(記事/Footmedia)

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