アトレチコ・ミネイロで完全復活を遂げたロビーニョ [写真]=Getty Images
ブラジル1部リーグのアトレチコ・ミネイロに所属する元ブラジル代表FWロビーニョが、クラブ公式チャンネルのインタビューで充実の1年を振り返った。27日付のブラジルメディア『UOL』が伝えている。
現在32歳のロビーニョはサントスの下部組織出身で、2002年から2005年までトップチームでプレー。以後、レアル・マドリードやマンチェスター・C、ミランなどを渡り歩き、2015年7月に中国スーパーリーグの広州恒大へ移籍した。そして今年2月からアトレチコ・ミネイロに加入すると、公式戦25得点を記録。12月に閉幕したブラジル全国選手権でも30試合に出場して12ゴールを挙げ、チームを2位へ導く原動力となった。
近年は活躍を見せられなかったが、完全復活を印象づけたロビーニョ。この1年間を振り返って、「多くのゴールを決めることができて、とても素晴らしい1年だった。僕のキャリアの中で最もゴールを決めることができたし、本当に幸せだよ」と語り、充実感をにじませた。一方、ブラジル全国選手権で2位に終わったことについては、「チャンピオンになれなかったことは残念に思う。特にコパ・リベルタドーレスは特別な大会なので、来年は優勝を夢見ている」とコメント。シーズン無冠に終わったことについては、悔しさも覗かせた。
なお、ロビーニョはキャリアを通じて様々な経験を積んできたことで、自身のプレースタイルが変化してきたと明かしている。「多くの経験を積んできたことで、近道を求めるようになった。今は“ペダラーダ(またぎフェイント)”で相手を抜くことよりも、ゴールやアシストなど得点に絡むプレーをすることに集中している」と語ったロビーニョ。プロデビュー当時にブラジルきっての“天才ドリブラー”と称された同選手だが、より効率的なプレーを求めるようになったようだ。
(記事/Footmedia)
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