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金メダリストのMFクラウジーニョ、ゼニトに完全移籍へ…移籍金約19億円でクラブ間合意

2021.08.08

ブラジルの金獲得に貢献したクラウジーニョ [写真]=Getty Images

 ゼニト(ロシア1部)は、レッドブル・ブラガンチーノに所属するU-24ブラジル代表MFクラウジーニョの完全移籍加入でクラブ間合意に達した。7日、ゼニトがクラブ公式サイトで発表した。

 クラウジーニョは今後数週間以内にメディカルチェックを受け、ゼニトとの正式契約を結ぶ予定となっている。なお、大手メディア『ESPN』のブラジル版によると、同選手の移籍金は1500万ユーロ(約19億5000万円)の模様。また、将来的にクラウジーニョが他クラブへと移籍する際に、その売却額の20%をRBブラガンチーノが受け取る条項も契約に含まれているようだ。

 現在24歳のクラウジーニョは、2003年からサントスの下部組織に在籍。2015年にコリンチャンスへと移籍したが、同クラブでは出場機会を得られず、2017年にポンチ・プレッタへと完全移籍した。ポンチ・プレッタ在籍中はRBブラガンチーノの前身であるレッドブル・ブラジルやCAブラガンチーノへの期限付き移籍を複数回経験し、2019年9月にRBブラガンチーノへと完全移籍した。

 2020シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでは、35試合の出場で18ゴール6アシストを記録し、リーグの得点王に輝いた。また、同シーズンはブラジルサッカー連盟(CBF)などが主催する「プレミオ・クラッキ・ド・ブラジレイロン」、およびブラジル誌『プラカール』による「ボーラ・ジ・オーロ」の最優秀選手賞と新人賞を総なめし、4つの個人タイトルを獲得することになった。

 クラウジーニョは7日まで行われていた東京オリンピックにU-24ブラジル代表の一員として参戦。全6試合に先発出場し、母国の2大会連続となる金メダル獲得に大きく貢献した。

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