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ナイジェリアサッカー連盟、高須院長からの支援金を奪うために脅していた?

2016.08.29

リオ五輪で銅メダルを獲得したナイジェリア代表 [写真]=Getty Images

 リオデジャネイロ・オリンピックで銅メダルを獲得したナイジェリア代表は、高須クリニックの高須克弥院長が支援したことで大きな話題となった。そんななか、同国メディア『Owngoalnigeria』は、「ナイジェリアサッカー連盟が、高須院長からの寄付を横取りするために『車を没収する』と、指揮官を脅していた」と報じている。

 資金難に見舞われたほか、トラブルで現地への到着が開幕戦の数時間前になり、その後も給与やボーナス、手当の支払いが滞ったために練習がボイコットされるという状況にもなったナイジェリア代表。それでも、高須院長からの支援もあり、見事3位に輝いた。

 だが、サムソン・シアシア監督はすでに同代表監督を退くことを明らかにしており、いまだに5カ月分の給与を受け取っていないことを訴えている。

 また、先日からメディアではナイジェリアのスポーツ省、そしてサッカー連盟が高須院長からの寄付金を管理しようとしていたことも伝えられていた。

 そして今回の記事によれば、3位決定戦の前にナイジェリアサッカー連盟は「この資金を給与の支払に充てるために管理したい」と考えていたという。

 シアシア監督はキャプテンのジョン・オビ・ミケル(チェルシー)とともにそれに対抗し、「これを奪うのであれば3位決定戦はボイコットする」と訴えたようだ。

 すると、ナイジェリアサッカー連盟は怒りを露わにし、「シアシア監督の妻に提供した公用車を没収する」と脅したとのこと。

 なお、今後シアシア監督は未払い分の給与を求めて法的に連盟側を訴える可能性が高いと見られている。

(記事提供:Qoly)

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