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ネイマール、圧勝の後も取材拒否…苛立つ報道陣「何を考えているんだ!」

2016.08.18

ホンジュラス戦で2ゴールを挙げたネイマール。試合後の取材には応じなかったようだ [写真]=Getty Images

 17日(日本時間18日)に行われたリオデジャネイロ・オリンピック準決勝のホンジュラス代表戦で、開始15秒足らずでの先制弾を含む2ゴールを挙げたブラジル代表FWネイマールバルセロナ)。6-0での圧勝と決勝進出に貢献し、地元のファンから大喝采を浴びたが、報道陣からの評判は悪いようだ。ホンジュラス紙『ラ・プレンサ』が報じている。

 ネイマールはホンジュラス戦で、開始からわずか15秒足らずで先制ゴールを決めた。オリンピック“最速”記録を更新する電光石火の一撃でリードをもたらすと、35分には鮮やかなスルーパスでFWガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・C加入)のチーム3点目を演出。さらに後半アディショナルタイムにはPKを決め、ゴールラッシュを締めくくった。

 グループステージ3試合では無得点に終わり、国内での批判が集中していたネイマールだが、準々決勝以降の2試合では計3ゴールと復活を印象付けている。ファンは大きな声援を送っていたが、試合後の報道陣は同選手への苛立ちを隠せなかったようだ。

 対戦相手ホンジュラスの地元紙『ラ・プレンサ』によると、ネイマールは試合後、取材には応じずにスタジアムを後にしたという。同選手は今大会の序盤、試合後は無言を貫いて選手バスに乗り込んでいたと報じられていた。当時は痛烈な批判の渦中にあったため、取材拒否もやむを得ないと見られていたが、大活躍を見せたホンジュラス戦の後もネイマールの姿勢は変わらなかったようだ。

 報道によると、記者が囲み取材を行うミックスゾーンでは大勢の報道陣がネイマールのことを待っていた。同選手はロッカールームから出てくるまでに時間がかかるのが通例とのこと。報道陣はオリンピック記録を更新した背番号「10」の到着を待ちわびていた。

 そして、ついにネイマールが姿を現した。しかし同選手は立ち止まることなく、笑顔のままミックスゾーンを通過してしまったと伝えられている。報道陣の中には指笛を吹く者や「なんてことだ!何を考えているんだ!」と叫ぶ者もいたようで、苛立ちを隠せない様子だったと報じられた。

 大活躍を見せた試合後も取材を拒んだネイマール。20日(日本時間21日5時30分)にキックオフを迎える決勝のドイツ戦後は口を開くだろうか。

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