リオ五輪ナイジェリア代表を率いるシアシア監督 [写真]=Getty Images
リオデジャネイロ・オリンピックに出場するナイジェリア代表チームは、8月1日時点で、まだブラジルへ辿り着くことができていないようだ。同日、南アフリカメディア『Africanfootball』が報じている。
先月からアメリカ合衆国のアトランタでトレーニングキャンプを行っていたナイジェリア代表。8月4日に迎える日本代表との開幕戦に向けて準備を進めていた。
しかし、その一方でサムソン・シアシア監督が5カ月間にわたる給与未払いに抗議しており、さらにMFジョン・オビ・ミケル(チェルシー)が自腹で活動費を寄付したという話まで出たほどだ。ミケル本人はこの噂を否定したものの、メディアは交通費などをミケルが負担していると再び報じている。
そして試合を4日に控えた現在、ナイジェリア代表はなんとまだアトランタを出発していないというのだ。
もともとは金曜日(7月29日)にブラジルへと飛ぶ予定だったのだが、ナイジェリアサッカー連盟がそのチケットを調達することができなかったという。
その後、出発は月曜日(8月1日)に延期されたのだが、それでもチケットが間に合わず、試合2日前となる8月2日に出発することになる模様。
日本代表はすでにブラジルへと渡り、親善試合も行っている一方で、ナイジェリアは大きな危機を迎えているようだ。
(記事提供:Qoly)
By Qoly