現役引退を発表したカイト [写真]=VI Images via Getty Images
元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラード氏が、引退を発表したフェイエノールトに所属する元オランダ代表FWディルク・カイトへ向けてメッセージを贈った。19日付のイギリス紙『デイリーミラー』が伝えている。
カイトは17日、今シーズン限りで現役を引退することを発表。リーグ制覇をもってキャリアに終止符を打ち、長きにわたった選手生活から退く決断をした。エール・ディヴィジ31試合出場12ゴールを記録した同選手は、最終節ヘラクレス戦でもハットトリックの活躍を見せている。
2006年にはリヴァプールへ移籍し、同クラブで公式戦286試合に出場したカイト。そんな同選手に対し、ともにプレーしたジェラード氏がコメントを寄せている。同氏は自身のインスタグラムに写真をアップするとともに、元チームメイトへ祝福の言葉を綴った。
ジェラード氏は「かつてのチームメイトへ。ファンタスティックなキャリアを祝福するよ。君がこのような形で引退できたことがとても嬉しい。そして、君の家族にも最大の敬意を表する」とコメント。カイトの現役引退に惜しみない賛辞を贈っている。
カイトは1980年生まれの36歳。2003年にユトレヒトからフェイエノールトへ移籍し、2004-05シーズンにはエール・ディヴィジ得点王に輝いた。2006年にリヴァプールへ加入すると、2012年にフェネルバフチェへ移籍。その後、フェイエノールトへの復帰を果たした。同選手はリーグ制覇について、「フェイエノールトでチャンピオンになるという夢を持っていたんだ。夢がすべて叶ったよ」と、喜びを語っていた。
By サッカーキング編集部
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