2014年からオランダ代表のコーチを務めているファン・ニステルローイ氏 [写真]=Getty Images
PSVは3日、元オランダ代表FWのルート・ファン・ニステルローイ氏が来シーズンから同クラブ下部組織のトレーナー兼コーチに就任すると、クラブ公式サイトで発表した。
現在39歳のファン・ニステルローイ氏は、現役時代にPSV、マンチェスター・U、レアル・マドリードなどでプレー。エールディヴィジ、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラでそれぞれ得点王に輝くなど、オランダを代表するストライカーとして名を馳せていた。2012年にマラガでのプレーを最後に現役を引退。2014年のブラジル・ワールドカップ後から、オランダ代表のアシスタントコーチを務めている。
同氏は今シーズン限りで同代表のアシスタントコーチを退任し、2016-17シーズンから古巣PSVのU-17、19、21チームでストライカー育成に携わるという。昨シーズンはコーチングライセンスを取得する過程で、同U-17チームなどで研修をしていた。
ファン・ニステルローイ氏はクラブ公式サイトを通じて、「この2年間で多くの事を学んできた。トレーナーの課程だけではなく、PSVのU-17やU-21とのフィールドワークでもね。オランダ代表チームでコーチとしての第一歩を踏み出せたことも素晴らしかった。とても価値のある経験を積めたよ。僕にチャンスをくれたKNVB(オランダサッカー協会)にはとても感謝している。PSVでは、若いアタッカーたちが能力を最大限発揮できるように手助けをする。この新しい仕事を本当に楽しみにしているよ」とコメントした。
By サッカーキング編集部
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