2得点を挙げたオーバメヤン [写真]=Getty Images
18日、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)の中国ラウンドで、ミランとドルトムントが対戦し、ドルトムントが3-1で快勝した。
積極的な補強を行い、すでに今夏10人の新加入選手を獲得しているミランだが、まだ選手は揃っておらず、先発出場を果たしたのは、ヴォルフスブルクから加入したリカルド・ロドリゲス、アタランタから加入したフランク・ケシエ、サンダーランドから加入したファビオ・ボリーニのみ。レヴァークーゼンから獲得した“新10番”のハカン・チャルハノール、そして移籍騒動で注目されたジャンルイジ・ドンナルンマはベンチに入った。
一方のドルトムントはディフェンスラインを高い位置に置き、攻撃的な4-3-3のフォーメーションで試合に臨んだ。
試合は序盤から果敢に攻めたドルトムントが先制に成功する。16分、クリスティアン・プリシッチのパスを受けたヌリ・シャヒンがゴール右下隅にシュートを突き刺した。さらにその4分後には、プリシッチがPKを獲得。これをピエール・エメリク・オーバメヤンが決めて、2-0とリードを広げた。
しかしミランも黙ってはいない。なかなか攻撃の形を作ることができなかったものの、24分にはボールを奪ったカルロス・バッカがドリブルで駆け上がり、ペナルティーエリア手前からシュート。1点を返し、前半を折り返した。
両チーム選手を入れ替えて後半に入ると、62分、またもプリシッチのパスを受けたオーバメヤンが冷静に決め、3-1とした。ミランは新加入のチャルハノール、マテオ・ムサッキオが途中出場でデビューを果たしたが、追加点を奪えなかった。
なお、日本代表MF香川真司はベンチに入ったものの、日本で行われた浦和レッズとの試合に続き、出場しなかった。
中国でスタートしたインターナショナル・チャンピオンズカップはアメリカ、シンガポールでも開催され、ミランは22日にバイエルンと対戦する。
📺 Hier sind die Highlights aus dem Spiel gegen den @acmilan. 📺 Here are the highlights of #acmbvb (1-3). pic.twitter.com/dPcFe6buEl
— Borussia Dortmund (@BVB) July 18, 2017
【得点者】
0-1 16分 ヌリ・シャヒン(ドルトムント)
0-2 20分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
1-2 24分 カルロス・バッカ(ミラン)
1-3 62分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
By サッカーキング編集部
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