ミランが注目していると報じられたモラタ(左)、オーバメヤン(右)[写真]=Getty Images
ミランが新たな補強ターゲットとして、レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタに注目していることが分かった。スペインメディア『Cope』が伝えている。
モラタはマンチェスター・Uが獲得を目指していたものの、結局同クラブはエヴァートンからベルギー代表FWロメル・ルカクを獲得し、移籍はほぼ消滅。その他にチェルシー、アーセナルなどのプレミアリーグの強豪たちが関心を示しているとも報じられている。
今回のスペインメディアの報道によれば、この獲得レースにミランも参戦。レアル・マドリードに対し移籍金7500万ユーロ(約97億5000万円)、年俸1000万ユーロ(約13億円)のオファーを提示しているようだ。
レアル側はかねてから9000万ユーロ(約117億円)を要求しているため、オファーは断られたとの情報もある一方で、モラタの売却資金を元にモナコのフランス代表FWキリアン・ムバペの獲得を急ぎたいレアルは、ミランが提示した移籍金で合意するとの見方も出ている。
ユヴェントスからミランに電撃加入したイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、ユヴェントス時代にともにプレーした経験のあるモラタに電話をかけ、ミランに来るように説得を試みたという情報も、大きな後押しとなるのではないかと考えられているようだ。
さらにミランは、ドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンにも注目。ドイツ紙『ビルト』によると、ミランは6000万ユーロ(約78億円)を提示したものの、ドルトムントは7000万ユーロ(約91億円)を要求しており、オファーは拒否された模様だ。
すでに今夏10人の補強を成功させているミラン。最後の1ピースとして大物センターフォワードを獲得できるのか、今後の展開から目が離せない。
By サッカーキング編集部
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