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FIFA、ポグバの移籍に対しマンUにお咎めなし…ユーヴェには処分検討中

2017.06.21

昨夏にマンチェスター・Uへ移籍したポグバ [写真]=Getty Images

 国際サッカー連盟(FIFA)は、フランス代表MFポール・ポグバの移籍に関してマンチェスター・U側にあらゆる懲戒処分がないことを発表した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が20日付で報じた。

 ポグバは昨夏の移籍市場でユヴェントスからマンチェスター・Uへ移籍、移籍金は史上最高額となる8900万ポンド(約125億円)を記録した。しかし先月、FIFAはこの移籍に関しての情報を「明確化」するよう両クラブへ通達。ポグバの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏が報酬として4100万ポンド(約57億円)もの大金を受け取っていることにも追求した。

 FIFAの調査によると、マンチェスター・U側に対して罰則を与えないことが記されている。しかしユヴェントスに対しては、何らかの罰則を与えるという。

 FIFAの代表者は「我々はユヴェントスに対して懲戒手続きを進めることを決めた。彼らの処分に対して詳しいことはコメントできないが、マンチェスター・Uに対してはいかなる罰則も求めない」と言及。

 5月にドイツで出版された『フットボールリーク』では同じく、ポグバの移籍も含めた巨額な金が動く移籍には情報開示が必要だと論じた。

 すべての国際的な移籍はFIFAが統括しており、ポグバの移籍もまた、FIFAのインターナショナル・トランスファー・マッチング・システムによって許可が出されている。

 マンチェスター・Uは移籍が完了して以来、すべての資料をFIFAへ提出していたと主張した。

By サッカーキング編集部

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