奇跡の残留を果たしたクロトーネ [写真]=Getty Images
セリエA最終節が28日に行われ、クロトーネはホームでラツィオと対戦。3-1で勝利し、奇跡的な残留を決めた。
今シーズンはクラブ史上初のセリエAでの戦いとなったクロトーネ。第29節までは、3勝5分け21敗と降格は濃厚と見られていた。しかし、30節からは6勝2分1敗と敗戦はリーグ6連覇を達成したユヴェントスに敗れた一戦のみと驚異的に勝ち点を重ね続けた。そして、最終節でついにエンポリを追い抜き、残留を勝ち取った。
ダヴィデ・ニコラ監督は、試合後にイタリアメディア『Rai』のインタビューに応え「この喜びを表現する言葉が見つからないが、常に感謝の気持ちはある。我々がやってきたハードワーク以外に、残留を実現させた秘訣はない。最初の9試合を終えて、競争力を身につけられることができるという印象を得ていた」と話し、残留できることをシーズン序盤から信じていたことを明かした。
一方で、ニコラ監督の契約が今シーズン限りとなっていることについては「去就についてはどうなるか分からない。とにかく、選手たちを称えたい。それから今後のことを考えたい。」と去就は不透明であることを明かした。
By サッカーキング編集部
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