来年1月の移籍市場でミランを退団する可能性を報じられた本田 [写真]＝Getty Images
ミランが、日本代表FW本田圭佑を来年1月の移籍市場にて移籍金ゼロで放出する可能性があるようだ。イタリアメディア『calciomercatoweb.it』が21日付で伝えている。
同メディアによると、本田はヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の構想外となっており、ミランは同選手を来年1月の移籍市場で放出する準備をしているという。同ポジションのスペイン人FWスソが20日のセリエA第13節インテル戦で2ゴールを挙げるなど、本田にとっては厳しい状況が続いている。本田は今シーズン、セリエA第13節終了時点でわずか3試合、81分間の出場にとどまっている。
本田との契約期間は来年6月末までとなっているが、ミランは満了を待たずに同選手を放出する意向のようだ。今回の報道では、本田が受け取っている高額年俸を考慮したミランが、来年1月の移籍市場で移籍金ゼロで他クラブへ放出する可能性があるという。本田についてはイングランドやスペインのクラブからの関心が伝えられているほか、メジャーリーグ・サッカー（MLS）のクラブや中国の上海上港といったクラブが移籍先候補として取り沙汰されている。
今月7日付の『calciomercatoweb.it』は、ミランが移籍金を200万ユーロ（約2億3000万円）に設定して放出への準備を進めていると報じていた。しかし今回は、移籍金ゼロでの放出も辞さない構えと伝えられている。
厳しい状況が続く本田。移籍金が減額となるようであれば、獲得に名乗りを上げるクラブが増える可能性も十分に考えられる。移籍報道が今後、さらに盛んに行われることになるかもしれない。
By サッカーキング編集部
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