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中田英寿、元同僚の40歳トッティも「カズさんと比較したらヤングスター」

2016.11.09

かつての同僚トッティやサッカー観について語った中田氏(写真は今年3月) [写真]=Getty Images

 元日本代表の中田英寿氏が、かつてのチームメートであるローマ所属の元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティについてコメントを残した。大手メディア『スカイスポーツ』のイタリア語版など複数メディアが8日に報じている。

 2006年のドイツワールドカップ終了後、29歳で現役を退いた中田。トッティとは、ローマ在籍時代にともにプレーし、2000-01シーズンのセリエA優勝を果たした。

 同メディアによると中田氏は、「僕が29歳でフットボール界を去った一方で、トッティは40歳でもプレーしています。僕はトッティがまだプレーしていて、点を決めていることを聞くと嬉しいですね」とトッティがいまだに現役としてプレーし続けていることを喜んだ。

40歳でも現役を続けるトッティ [写真]=Getty Images

40歳でも現役を続けるトッティ [写真]=Getty Images

かつてローマでプレーしていた中田英寿氏 [写真]=Getty Images

かつてローマでプレーしていた中田英寿氏 [写真]=Getty Images

 しかしその一方、「いつ(プレーを)やめるべきかって?それは誰にもわからないですね。日本ではジェノアでプレーしたこともある三浦知良さんが、ほとんど50歳なのにプレーしています。そしてゴールも挙げています。彼と比較したらトッティはまだまだヤングスターです。トッティより三浦知良さんは10歳も年上ですからね」とコメント。来年2月で50歳の誕生日を迎える横浜FC所属FW三浦知良の名前を出し、トッティがまだまだ現役であり続けられるとした。

 中田氏はさらに、自身のサッカーに対する考え方を吐露。「僕はサッカーをするのが好きでやっていました。そしてそれが仕事になりました。いまでもサッカーへの情熱は持っています。サッカーは単なるスポーツというだけでなく家族ですね。FIFAの会議やチャリティーマッチではだれかに会えます。そしてフットボールは最も重要な世界言語でもあります。僕らがアフリカへ行った時、言葉を話すことなく彼らと友達になりましたしね」とサッカーが持つ力について語った。

 それでも、「監督業などの指導者へ興味はあるか」との質問に対しては、「いいえ。僕はプレーするのが好きなんです。ただプレーし続けていたいですね」と応えていた。

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