昨シーズン途中までラツィオを率いていたピオリ氏 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
日本代表DF長友佑都が所属するインテルが、次期監督に昨シーズン途中までラツィオを指揮したステファノ・ピオリ氏を招へいすることが決定的となった。イタリア紙『トゥットスポルト』が7日に伝えている。
インテルは現地時間7日、クラブ公式サイトで「48時間以内に新監督の名前を公表する。この数日、いくつかの会談が行われてきた。クラブがチームの未来のために確実な導き手を見つけなければならない時、このような会談は慣例的なものである。同時に、幹部レベルの交代も発表される」とクロトーネ戦前に声明を発表。監督交代だけでなく、幹部レベルの人事交代もあることを明らかにしている。
一時は、元ビジャレアルのマルセリーノ・ガルシア・トラル氏の監督就任が最有力と見られ、さらには元イタリア代表のジャンフランコ・ゾラ氏も候補の一人に挙がるなど、監督人事は混乱の様相を呈していた。
しかし、7日にクラブ首脳の会談がミラノ市内のアルマーニホテルで行われ、同席していたマルセリーノ氏の代理人であるエウジェニオ・ボタス氏が「インテルはピオリを選択した」と明言。会議に出席していたマルセリーノ氏もミラノを後にしており、インテルは最終的にピオリ氏を選択したと同紙は報道している。2018年6月30日までの契約を結び、8日からピオリ氏がチームを指揮することになるものと見られる。
By サッカーキング編集部
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