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解任危機のインテル指揮官、5戦ぶり白星に安堵「戦う姿勢をいつも見たい」

2016.10.27

トリノ戦でリーグ戦5試合ぶりの白星を手にしたデ・ブール監督 [写真]=Inter via Getty Images

 セリエA第10節が26日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはホームでトリノと対戦し、2-1と勝利を収めた。前節アタランタに敗れ、解任の危機にあったフランク・デ・ブール監督が試合後にイタリアメディア『Sky』のインタビューに応えた。

 リーグ戦5試合ぶりの勝利を収めたデ・ブール監督は「このように戦う姿勢をいつも見たい。今日はとても良く戦った。私は今日のようなパフォーマンスを常に見たいと思うが、ただの一試合に過ぎない。これが一歩だということを選手たちは理解しなければならない。日曜日のサンプドリア戦では今日のような戦いを見たいと思う」と語り、戦いぶりに満足していることを強調した。

 また、「自分としては、アタランタ戦の1試合だけとても悪くプレーしたに過ぎない。ローマ戦やカリアリ戦のような試合は別の結果に転んだ可能性だってある。試合の結果は受け入れなければならないが、私は常にチームを信頼している。良い試合をしたのは一試合だけで、今日のようなメンタリティーをずっと見せなければならないということを理解しなければならない。このチームはたくさんのクオリティーを持っている」と続け、30日に行われる次節サンプドリア戦が重要だと強調した。

 さらに、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューでは、この試合で2得点の活躍を見せた主将アルゼンチン人FWマウロ・イカルディについて言及し、「私はいつも彼は素晴らしい選手だと言ってきた。彼はずっとチームに良い手本を見せている。自伝による問題のことはあったが、試合やトレーニングでの戦う姿勢は見事なものだ」とコメント。熱狂的なサポーター“ウルトラス”との確執が生じたものの、チームを牽引する姿を高く評価していることを明かしている。

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