トリノ戦にフル出場した長友佑都 [写真]=Inter via Getty Images
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは26日、セリエA第10節でトリノに2-1で勝利。フル出場した長友が試合後、インタビューに応じている。
インテルはリーグ戦3連敗中で14位に低迷しており、フランク・デ・ブール監督解任の噂もささやかれていた。長友は「なかなか点がとれなくて、また引き分けるんじゃないかとちょっと脳裏をよぎりました」と、苦しみながらの勝利だったと振り返った。
前節のアタランタ戦からの修正点については、「まずは守備の入り方ですね。アタランタ戦は前の選手と後ろの選手の意思疎通というか、共有ができてなかったというのがあった。そこをこの2日間で修正して、よくなったかな」とコメント。チームとして守備面での改善をしていたと明かした。
開幕節キエーヴォ戦以来、約2カ月ぶりのフル出場となった長友。自身のプレーについて「上がれる時は本当にタイミングがいい時だけ上がろうと思っていましたけど、ただ守備は変わらずしっかりやってました」と言及。長友がライン際でボールを残し、88分のアルゼンチン人FWマウロ・イカルディの決勝点につながったシーンを振り返り、「あれは雑草魂ですよ(笑)。どんな時にも諦めないという気持ちを自分自身も見せたかったし、サポーターの皆さん、応援してくださる皆さんにも見せたかったんで。諦めない気持ち、ただそれだけです」。
クラブ公式メディア『インテル・チャンネル』のインタビューには、「今日は全員がよくやったし、勝てたから満足している。僕は常にあきらめないし、ハートでプレーしている。全員で守り、全員で攻めていったから勝利をつかめた。こういうサッカーをいつもできるかといえば、それは簡単じゃない。でもこの調子でキープしていく必要がある」と力強く答え、今後も良いパフォーマンスを続けたいと誓った。
次節、インテルは30日に敵地でサンプドリアと対戦する。
By サッカーキング編集部
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