ジェノア戦に臨んだモンテッラ監督監督(左)と本田(右) [写真]=Getty Images
セリエA第10節が25日に行われ、日本代表MF本田圭佑の所属するミランはアウェーでジェノアと対戦し、0-3と完敗を喫した。試合後、ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、試合後にイタリア・メディア『Sky』のインタビューに応えた。
「我々はユヴェントスとのナーバスな試合にたくさんのエネルギーを費やしてしまった。ジェノアは闘争心をむき出しにし、個々の対決で厳しく戦うチーム。残念ながらこのようなチームと対戦するときには、フィジカル面でもメンタル面でも十分に回復していなければ、困難に陥ってしまう」と敗因を分析したモンテッラ監督。「2点目を喫するまでは、我々は良くやっていた。特に退場者が出るまでは。相手はシュートすることはほとんどなかったし、自分たちは気持ちの強さを出してプレーしていた。とりわけてビッグチャンスを作ることもなかったが、上手くボールを回すことができていた。このような形で敗れることは、不快なものだ」と続け、ジェノア戦は「引き分けに値する」ものだったと振り返った。
また、今季初めて先発出場し、62分にブラジル代表FWルイス・アドリアーノと途中交代するまでプレーした本田については、「とても意欲的なプレーが見られた。これから一緒に個人的なミスを分析する。技術的なミスは起こりうるもの。出場機会が少ない選手が見せる積極性は、私は常に評価している」とコメント。今シーズン初スタメンを飾った本田に対して、モンテッラ監督はポジティブな印象を抱いていることを明かしている。
By サッカーキング編集部
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