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インテルのウルトラス、謝罪のイカルディを容赦せず「我々の主将ではない」

2016.10.19

謝罪の意を示したイカルディだったが、ウルトラスの怒りはまだ収まっていないようだ [写真]=Getty Images

 インテルのウルトラス・グループ『クルヴァ・ノルド』は、クラブから制裁を科されるが、主将の座には留まるアルゼンチン人FWマウロ・イカルディを容赦しないことを宣言した。イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が18日に報じている。

 クラブは17日、自伝『Sempre Avanti(常に前へ)』でウルトラスを挑発するような文面を掲載し怒りを買っていたイカルディに対し、制裁を科すことを発表した。そのイカルディも謝罪の意を示し、ウルトラスに対する批判的な文面も、書籍の刷新で削除する努力をすると語っていた。

 しかし、ウルトラスの怒りは収まらず、『クルヴァ・ノルド』はグループの公式サイトにおいて、自伝に記載されていたことが事実とは異なることを強く主張した。さらに、インテルの主将はアルマンド・ピッキ、ジャチント・ファッケッティ、サンドロ・マッツォーラ、ジュゼッペ・ベルゴミ、ハビエル・サネッティのようなシンボルでなければならず、イカルディとは真逆の人物であると続け、「イカルディの問題は終わった。もうこれ以上何も話したくないし、何も知りたくない」と記した。

 また、この問題に触れたくないとの意思を示すものの「イカルディは我々の主将ではない。今もこれからもそれはずっと変わらない」とし、イカルディが主将の座に留まることを受け入れられないとのメッセージを示している。

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