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セリエA、ビデオ判定を試験的に導入へ 毎節2試合の実施が決定

2016.10.01

セリエAでビデオ判定が試験的に導入される [写真]=Getty Images

 セリエAは9月30日、公式HPを通じてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を試験的に導入すると発表した。

 VARとは、ピッチ上の審判団に加えて、撮影された映像を監視するための副審を追加するという制度のこと。試合結果に大きな影響を与えるようなプレーに関して、主審がVARに助言を要求することができ、またVARにも主審へアドバイスする権限が与えられている。

 同サイトによると、セリエAでは今後の毎節2試合でVARを導入する予定。10月1日から2日にかけて開催される第7節ではトリノフィオレンティーナ本田圭佑が所属するミランサッスオーロのゲームが対象となった。なお、FIFA(国際サッカー連盟)の規定によって、試験段階の為、VARと審判団の間は接続せず、オフラインの状態となる。

 VARを他国に先駆けてテスト導入したオランダでは、すでに成果をあげている。KNVBカップのアヤックス対ヴィレム戦で、ヴィレム所属のアヌアル・カリに対して主審がイエローカードを提示したが、VARと意思疎通後にレッドカードへ変更。VARによって判定が覆った世界初のケースとなった。

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