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ミラン時代の教え子がPKを阻止 トリノ指揮官「デビューさせなければ…」

2016.08.22

後半アディショナルタイムにベロッティ(9番)のPKを阻止したGKドンナルンマ(奥) [写真]=Getty Images

 トリノは21日、セリエA第1節で日本代表FW本田圭佑が所属するミランと敵地で対戦。試合後、トリノのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督がインタビューに応じ、イギリスメディア『フットボール・イタリア』がコメントを伝えている。

 試合は終盤までFWカルロス・バッカのハットトリックでミランが3-1と2点をリード。しかしながら、後半アディショナルタイムにトリノが1点を取り返すと、その3分後にはPKを獲得して同点の好機を得た。キッカーのFWアンドレア・ベロッティがゴール右に蹴ったシュートを、GKジャンルイジ・ドンナルンマが横っ飛びで弾き出し、ミランが1点差で辛くも勝利を収めた。

 2015-16シーズンはミランの指揮官を務めていたミハイロヴィッチ監督。昨年10月には当時16歳のドンナルンマをセリエAデビューさせていた。今年4月にミランの監督を退任し、5月にはトリノで指揮することが決まった。

 ミハイロヴィッチ監督は「彼(ドンナルンマ)がPKを止めることがわかっていたなら、私はデビューさせていなかっただろうね」と冗談めかし、元教え子のビッグセーブを称賛した。

 また、試合については「我々は長い時間試合を支配できていたし、勝利に値したと思う。ただ、ミスが多すぎて3点を取られてしまったことは認めているよ」と振り返り、敗戦を悔しがった。

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