サッスオーロ戦に途中出場したミランの本田圭佑(右)[写真]=Getty Images
日本代表FW本田圭佑が所属するミラン、サッスオーロ、セルタの3チームが参加したTIMカップ(トロフェオTIM)が10日に行われた。
同大会は3チーム総当たり戦で、試合は45分間のみ。引き分けの場合はPK戦となる。45分以内の勝者は勝ち点3、PK戦勝者が勝ち点2、PK戦敗者には勝ち点1が与えられる。
ミランは第1戦でセルタと対戦。試合は90分をスコアレスで終え、PK戦に突入する。フル出場した本田は4人目のキッカーを務めたが、中央へ蹴り込んだシュートは相手GKにセーブされた。PK戦は、後攻のセルタが4人目までに2人失敗したのに対し、先攻のミランが5人中4人成功して勝ち点「2」を収めた。
PK戦に敗れたものの、勝ち点「1」を得たセルタは第2戦でサッスオーロと激突。14分に挙げたデヤン・ドラジッチのゴールが決勝点となり、1-0で勝利を収めた。
第3戦はミランとサッスオーロの対戦。開始5分、10分にエムバイェ・ニアンが立て続けにゴールを奪い、2点先行する。だが、18分にディエゴ・ファルチネッリのゴールで、サッスオーロに1点差とされると、32分にマッテオ・ポリターノ、40分にマルチェッロ・トロッタに失点を喫し、2-3の逆転負けを喫した。なお、本田はベンチスタートだったが、21分からスソとの交代で再びピッチに立った。
■第1戦
【スコア】
ミラン 0-0(PK戦4-2) セルタ
【得点者】
0-1 14分 デヤン・ドラジッチ(セルタ)
【得点者】
1-0 5分 エムバイェ・ニアン(ミラン)
2-0 10分 エムバイェ・ニアン(ミラン)
2-1 18分 ディエゴ・ファルチネッリ(サッスオーロ)
2-2 32分 マッテオ・ポリターノ(サッスオーロ)
2-3 40分 マルチェッロ・トロッタ(サッスオーロ)
全3試合の結果、PK敗戦と1勝で勝ち点「4」のセルタが今年のTIMカップを制覇。ミランは2014年、2015年に続く3連覇を逃した。