リヴァプールでプレシーズンを迎えているバロテッリ [写真]=Liverpool FC via Getty Images
ナポリが、リヴァプールに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリの獲得に動いているようだ。29日付けのイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
取り沙汰されていたベジクタシュへの移籍を断り、現状はリヴァプールでトレーニングに参加しているバロテッリ。しかし退団が既定路線であることに変わりはなく、新たな所属先を探しているのが現状だ。
同紙によれば、ナポリがバロテッリにオファーを出した模様だ。同クラブは、先日アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインがユヴェントスへ移籍したため、ストライカーの補強を考えている。ただし日本代表DF長友佑都が所属するインテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの獲得が最優先で、これが失敗に終わった場合にバロテッリの移籍が実現する見込みだ。
また、アヤックスもバロテッリに感心を寄せているクラブの1つだ。同クラブも前線の補強を考えており、オファーを提示したと見られる。同クラブは、昨シーズンのエールディヴィジで21ゴールを挙げたポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクの移籍が噂されていた。
バロテッリは昨シーズン、1年間のレンタル移籍で日本代表MF本田圭佑が所属するミランに加入したが、わずか3ゴールを記録するにとどまっていた。同選手はミランへの残留を望んでいたが、クラブ側にその意志はなく、リヴァプールに戻っている。
By サッカーキング編集部
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