チェルシー退団が発表されたパトにセリエA復帰の可能性が浮上 [写真]=Getty Images
コリンチャンスからチェルシーへのレンタル移籍期間が満了を迎えたブラジル代表FWアレシャンドレ・パトがラツィオへ移籍する可能性が浮上した。イタリア紙『イル・メッサジェーロ』の報道をブラジルメディア『ランセ』が引用し、4日に伝えている。
報道によると、ラツィオの新指揮官就任が決定的と見られているマルセロ・ビエルサ監督がFW陣の補強を望み、パトが獲得候補に挙がっている模様。同選手は1日、コリンチャンスからチェルシーへのレンタル移籍期間満了が発表されている。
レンタル移籍を終えたパトの所属元であるコリンチャンスとの契約は今年12月末まで残っているが、他クラブとの交渉、契約は可能と報じられている。コリンチャンスは高額年俸を理由に、パトとの契約を更新する意向を持っていない模様で、移籍交渉における障害は少ないようだ。
26歳のパトは今年1月、コリンチャンスからレンタル移籍で加入。しかし、フィットネスの問題から加入後3カ月間は出場機会を得られなかった。4月2日のプレミアリーグ第32節アストン・ヴィラ戦でデビューを果たし、同試合で初ゴールを記録したものの、最終的には2試合の出場にとどまった。
パトは2007年8月から2013年1月までミランでプレーしており、今夏の移籍市場でラツィオ加入が決まった場合は約3年半ぶりのセリエA復帰となる。
By サッカーキング編集部
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