
ベロン氏がセリエA優勝争いを展望 [写真]=Getty Images、LatinContent/Getty Images
現役時代にサンプドリアとラツィオで活躍した元アルゼンチン代表MFファン・ セバスティアン・ベロン氏が3日、セリエAの優勝争いについて言及した。同氏はイタリアメディア『latestanelpallone.com』のインタビューに応じている。
ベロン氏は「ユヴェントスが優勝候補筆頭であることに変わりはないが、(2位)ナポリと(3位)フィオレンティーナがユーヴェを苦しめることになるだろう」と、コメント。2月13日の第25節でナポリとの直接対決を制し、首位に浮上したユヴェントスが優勝候補だと主張した。
さらに、ここ数年でヨーロッパの舞台での競争力が低下したセリエAについては「セリエAは常に魅力を持っている。自分にとっては最も難しいリーグ戦であることに変わりはない。ただ、クラブが優秀な選手を抱えることが難しくなってしまった。そのため、ヨーロッパのカップ戦で代償を支払うことになっている」と話し、リーグ自体の魅力を失っていないことを強調しつつ、資金難の影響に言及。優秀な選手を獲得できない現状が、ヨーロッパでの戦いを困難なものにしていると語った。