ローマでプレーするトッティ [写真]=Getty Images
ローマに所属する元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが引退を検討していることが明らかになった。4日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じている。
同紙によると、トッティの妻イラリー・ブラージ氏はイタリア誌の取材に対応。トッティの引退について問われると、「まあ、そうね。彼はもう40歳になるわ。素晴らしいキャリアを歩んできたけれど、でも今はサッカー以外の他のことをやりたいと考えているようね」と応え、同選手が引退を検討していることを明らかにした。
その上で、「いずれにしても、サッカー界には残るでしょうね」ともコメント。トッティが引退後もサッカーと関わり続けると口にした。
1993年のトップチームデビュー以来、ローマ一筋でプレーを続けてきたトッティ。2000-01シーズンのセリエA優勝など、多くのタイトルをチームにもたらしてきたが、今シーズンは太もものケガの影響などで、ここまでわずか3試合の出場にとどまっている。
昨年11月には「体が持ちこたえる限り、現役を続けていく」と語っていたトッティだが、今後の決断に注目が集まる。