シュトゥットガルトとウニオン・ベルリンが準々決勝進出 [写真]=Getty Images
DFBポカール・ラウンド16の2試合が1月31日に各地で開催された。
シュトゥットガルトは敵地で2部のパーダーボルンと対戦した。遠藤航、伊藤洋輝はスタメン入り。1月30日にウニオン・ベルリンからの完全移籍加入が発表されたばかりの原口元気もメンバー入りを果たした。
試合は3分に意外な形で動く。シュトゥットガルトは自陣右サイドでボールを奪い、相手にボールを当ててタッチライン外へと出したことから、マイボールとする。このスローインを受けたコンスタンティノス・マヴロパノスはバックパスを選択したものの、GKフロリアン・ミュラーとの意思疎通がうまくいかず、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。誰もが予想だにしなかったオウンゴールで、バーダーボルンが先手を取った。その後はシュトゥットガルト反撃に出たものの、前半はこのまま1点ビハインドで終了している。
後半に入るとシュトゥットガルトに動きが。後半開始と同時にヨシュア・ヴァグノマンを下げ、新戦力の原口をピッチへと送り出した。シュトゥットガルトは攻撃の時間帯を増やしつつも、なかなか同点弾を挙げることができない。このまま試合終了も頭をよぎる中、86分にポストプレーからボックス右に侵入したジル・ディアスが、正確なファーストタッチから左足でゴールを撃ち抜いた。続く後半アディショナルタイムには右コーナーキックからセール・ギラシがヘディングシュートを沈め、シュトゥットガルトが逆転に成功。試合はこのままタイムアップを迎え、シュトゥットガルトが危なげないながらも準々決勝に駒を進めた。なお、昨年12月より指揮を執るブルーノ・ラッバディア監督にとって、シュトゥットガルトでの公式戦初勝利となっている。遠藤、伊藤はフル出場を果たした。
一方、ブンデスリーガ2位と好調のウニオン・ベルリンはホームにヴォルフスブルクを迎えた。試合は立ち上がりの5分に動く。前線でクリアボールを拾ったところから、最後はルカ・ヴァルトシュミットがゴールネットを揺らし、ヴォルフスブルクが先手を取った。だが、動じないホームチームは12分、左コーナーキックをショートで繋ぎ、内巻きのクロスボールを送ると、最後はロビン・クノッへがダイレクトでボレーシュートを沈める。このまま時間は経過したものの、試合も終盤に差し掛かった79分にウニオン・ベルリンが逆転に成功。右サイドからのクロスボールをシェラルド・ベッカーが頭で折り返し、最後はケヴィン・ベーレンスが押し込んだ。試合はこのままタイムアップを迎え、ウニオン・ベルリンがベスト8入りを決めた。
1月31日に開催されたDFBポカール・ラウンド16の結果は下記の通り。
▼試合結果
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By サッカーキング編集部
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