DFBポカールで初優勝を飾ったライプツィヒ [写真]=Getty Images
DFBポカール決勝が21日に行われ、フライブルクとライプツィヒが対戦した。クラブ史上初となる決勝進出を果たしたフライブルクと、直近4年で3度目の決勝進出となるライプツィヒ。どちらも初優勝をかけての一戦となった。
試合の均衡が破れたのは19分、ヴィンチェンツォ・グリフォのロングパスに抜け出したクリスティアン・ギュンターがグラウンダーのクロスを供給すると、ロランド・サライのコントロールミスのこぼれ球を走り込んできたマキシミリアン・エッゲシュタインが豪快に蹴り込み、フライブルクが先制に成功する。
24分、フライブルクゴール前での浮き球のルーズボールをニコラス・へフラーがバックヘッドでGKマルク・フレッケンに戻したところを、ゴール前のクリストファー・エンクンクが右足のボレーシュートで合わせゴールを狙う。しかしGKフレッケンに当たったボールを最後はニコ・シュロッターベックがゴールライン手前でクリアし、得点には至らない。
その後もライプツィヒは攻勢をかけるが、フライブルクの粘り強い守備を崩しきれず、前半はこのままフライブルクリードで折り返した。
1点ビハインドで後半を迎えたライプツィヒは57分、ロングボールで裏を取られたマルツェル・ハルステンベルクが、ルーカス・ヘーラーを後ろから倒してしまい一発退場。残り時間を10人で戦うことを余儀なくされた。
しかし76分、数的不利のライプツィヒが同点に追いつく。セットプレーのこぼれ球を拾ったコンラッド・ライマーがペナルティエリア内にロングボールを送ると、ヴィリ・オルバンが頭で折り返したボールをエンクンクが滑り込みながら押し込み、試合を振り出しに戻した。その後は両チームとも攻めあぐねる時間が続き、試合は延長戦へ。
迎えた延長戦。フライブルクは104分と115分に途中出場のヤニク・ハベラーに決定機が訪れるも、シュートはどちらもゴールの枠に弾かれ得点することができない。対するライプツィヒも117分、ダニ・オルモがペナルティエリア内で倒されるがPKは与えられず、試合はそのままPK戦へと突入した。
先攻のライプツィヒは4人全員が成功したのに対し、後攻フライブルクは2人目のギュンター、4人目のエルメディン・デメロヴィッチが失敗。この結果、ライプツィヒがPK戦を4-2で制し、3度目の決勝で悲願のDFBポカール初優勝を飾った。
【スコア】
フライブルク 1-1(PK:2-4) ライプツィヒ
【得点者】
1-0 19分 マキシミリアン・エッゲシュタイン(フライブルク)
1-1 76分 クリストファー・エンクンク(ライプツィヒ)
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By サッカーキング編集部
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