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大迫途中出場のブレーメン、守備崩せず4戦連続ドロー…ケルンは今季未勝利

2020.11.07

古巣戦に途中出場を果たしたブレーメンの大迫勇也 [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガ第7節が6日に行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンケルンが対戦した。大迫は3試合連続でベンチスタートとなり、65分からプレーした。

 暫定9位のブレーメンが16位ケルンをホームに迎えた。2014年夏から4年間ケルンに所属した大迫にとっては古巣戦となった。ブレーメンはリーグ戦の直近3試合を引き分けで終えており、勝ちきれない状況が続いている。対するケルンは今季開幕3連敗を喫しており、その後も未勝利が続いている。4試合ぶりのリーグ戦勝利を目指すブレーメンと、今季初勝利を目指すケルンの対戦となった。

 立ち上がりからホームのブレーメンが主導権を握る展開となったが、両チームともなかなか決定機を作り出すことはできない。ケルンは40分、GKティモ・ホルンが腰を痛めて交代となる。代わりにロン・ロベルト・ツィーラーが入った。ブレーメンは51分、右サイドからラマザン・エズカンがヘディングで中央へ折り返すと、ペナルティエリア内中央にいたジョシュ・サージェントが詰めるが、わずかに合わせることはできず。

 ブレーメンはさらに54分、ペナルティエリア手前からミロト・ラシカがダイレクトでシュートを狙ったが、枠を越えた。ケルンは61分、マリウス・ヴォルフが右サイドからクロスをあげると、これにセバスティアン・アンデションがヘディングで合わせる。しかし、ボールはGKにキャッチされた。ブレーメンは67分、大迫のファウルでFKを献上すると、クロスにニクラス・モイサンデルがオウンゴールし、失点した。

 ブレーメンは78分、途中出場のタヒス・チョンが左サイドを突破してシュートを打ったが、GKにキャッチされた。ブレーメンは82分、左サイドのチョンのクロスにセバスティアン・ボルナウが手でブロックし、PKを獲得。これをレオナルド・ビッテンコートが決めて同点とした。

 試合はこのまま終了。オウンゴールで先制を許し、PKで同点に追いついたブレーメンだったが、逆転することはできなかった。ブレーメンは4試合連続で1-1のドローとなった。ケルンは今季未勝利となっている。

 次節、ブレーメンは21日にアウェイでバイエルンと、ケルンは22日にホームでMF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンと対戦する。

【スコア】
ブレーメン 1-1 ケルン

【得点者】
0-1 67分 オウンゴール(ケルン
1-1 82分 レオナルド・ビッテンコート(PK/ブレーメン

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By サッカーキング編集部

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